年に数回しか利用しない事が多いキャンピングカーでは メンテナンスを怠ってしまい過放電によりバッテリーを劣 化させてしまう事があります。
バッテリーセーバーは電圧を常時監視し、規定電圧を下回るとリレーでバッテリーとインバーター等の負荷装置との接続を遮断します。 バッテリーと負荷を遮断する事で無駄な放電を止め自然放電も最小限に留める事で過放電を予防します。
インバータースイッチ電源の消し忘れや12V負荷の消し忘れをしてしまうと微弱な放電を続けてしまい、バッテリーを過放電の状態になってしまいます。 |
バッテリーセーバーは電圧を常時監視し、規定の電圧以下になるとリレーでインバーター等の負荷装置とバッテリーの接続を遮断し過度な過放電を予防します。 |
用途に合わせた2タイプ
OBS-1500とOBS-3000は形状は全く同一ですが使用しているリレーが異なりますので許容電流に違いがございます。
出力が1500W・2000W以下のインバーターをお使いのお客様はOBS-1500ををお選びください。
出力が2100W以上のインバーターをお使いのお客様はOBS-3000をお選びください。
過放電とは?
過放電とはバッテリーに溜まっている電力を全て使い切ってしまうなどバッテリー電圧が規定値以下のまま放置してしまった状態のことを指します。バッテリーには放電終止電圧というのが定められておりその電圧を下回ってしまった時点で過放電の状態となります。
過放電の状態になってしまうとバッテリー内部の電極にダメージが加わり性能低下や寿命が短くなります。
推奨放電終止電圧
オンリースタイルリチウムイオンバッテリー 10.5V
一般的な鉛ディープサイクルバッテリー 10.5V
バッテリーセーバー自動遮断電圧 11V
遮断電圧11.0Vは高くないの?
バッテリーセーバーはリチウムイオンバッテリー推奨の放電終止電圧10.5Vの少し手前11.0Vで放電を止めるように設定しています。
リチウムイオンバッテリーの場合、残量の90%程度まで定格電圧を維持し、残量が0%に近くなると急激に電圧が落ちる傾向になりますので11.0Vの段階で定格容量分の放電は完了していますので遮断電圧11.0Vは決して高い設定ではございません。
特徴
バッテリーセーバーは電圧を常時監視し、規定電圧を下回るとリレーでバッテリーとインバーター等の負荷装置との接続を遮断します。バッテリーと負荷を遮断する事で無駄な放電を止め自然放電も最小限に留める事で過放電を予防します。
最大出力3000Wまでのインバーターも接続可能!
電源スイッチの切り忘れ対策に
大容量ラッチングリレーを採用することで3000W※1までのインバーターも接続できるようになりました。
従来品では12Vの小さな負荷しか接続できませんでしたが、バッテリーセーバーは3000W※1までのインバーターも接続できるようになりましたので、ついついやってしまうインバーター電源スイッチの切り忘れによる過放電も予防します。
※1 最大出力3000Wインバーターの利用はOBS-3000に限ります。OBS-1500使用時は最大出力2000Wまでのインバーターでご利用ください。
過放電を防いでバッテリーを長持ち
バッテリーの寿命を短くしている1番の要因は、バッテリーの電圧を規定電圧以下まで放電を続けてしまうと、過放電と規定電圧以上の電圧まで充電してしまう過充電です。バッテリーセーバーは規定電圧(11V)を下回るとリレーでバッテリーとインバーター等の負荷装置との接続を遮断することで無駄な放電をストップし過度な過放電を予防、バッテリーを最適な状態に保ちます。※バッテリーセーバーだけで過放電を完全に防ぐことはできません。詳しくは下のご注意事項もご確認ください。
リチウムイオンバッテリー・鉛ディープサイクルバッテリー両対応
オンリースタイルリチウムイオンバッテリー各サイズならびに鉛ディープサイクルバッテリーに対応します。 リレー部分はリチウムイオンバッテリー・大電流接続用のM12端子、鉛バッテリー・中小電流接続用のM8端子の2種類の取り付け穴がついています。 ※バッテリーセーバーの自動遮断電圧は11Vになります。鉛バッテリーの種類によっては遮断電圧が合わない場合がございます。
自動遮断で無駄な放電をストップ
バッテリーの電圧が規定値(11V)まで下がると自動で遮断。インバーター電源スイッチの切り忘れや12V機器の切り忘れによる無駄な放電を自動でストップします。
超低消費電力
リレー遮断後の待機電力はわずか0.41mA。バッテリーセーバー本体が電力を大きく消費する事はありません。
ショート・短絡保護機能
バッテリーセーバーには、人体や接続した機器に致命的な故障が発生するような、大きな電流でのショート・短絡が発生した場合、リレーで接続を遮断するショート・短絡保護回路がついております。
万が一、ショートが発生した場合の危険や機器の故障のリスクに備えます。
※※※※ ご注意事項 ※※※※
バッテリーセーバーは規定電圧(11.0V)に到達するとリレーでバッテリーと負荷装置との接続を遮断することで、無駄な放電を止め、自然放電とバッテリーセーバーの待機電力(0.41mA)のみにすることで、過度な過放電を予防する装置です。バッテリーセーバーだけで過放電を完全に防ぐことはできません。過放電を防ぎバッテリーを良い状態で保つ為にも定期的(3ヶ月に1度)に充電を必ず行ってください。
動作のしくみ
自動遮断
バッテリーセーバーはサブバッテリーの電圧を常に監視し、規定電圧(11V)を下回ると自動的にバッテリーセーバーのリレーでバッテリーとインバーターなどの負荷との接続を遮断。接続を遮断することで過度な過放電を予防します。リレー遮断後の待機電力はわずか0.41mA。バッテリーセーバー自身が電力を大きく消費することはありません。
手動操作
ON/OFFボタンを押すことで、手動でリレーの通電・遮断をコントロールする事が可能です。
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インジケーター表示
リレーは通電状態です。 |
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リレーは遮断状態です。 |
各部の名称
商品仕様
機種名 | OBS-1500 | OBS-3000 |
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定格電圧(バッテリー入力電圧) | 9.0V~17.0V | |
最大許容負荷電流(連続負荷) | 190A | 290A |
過放電保護動作電圧 | 11.0V±0.3V | |
過充電保護停止電圧 | 15.2V±0.3V | |
本体消費電流 | LCD消灯時0.4mA/LCD表示時32mA | |
動作時間(下限電圧に達してから電力供給を断つまで) | 600m sec(最大) | |
使用環境温度 | -20℃~70℃ | |
サイズ(重量) | 本体:W97×H65×D23mm(90g) リレー部分:W80×H140×D50mm(440g) コネクターケーブル:約48cm |
※バッテリーセーバーは、オンリースタイル リチウムイオンバッテリーでのご使用を想定した商品です。
※製品のデザインや、仕様、価格等は予告なく変更する場合がございます。
配線接続イメージ
商品購入
※カラー、デザイン、仕様は、事前の予告なく変更することがございます。ご了承下さい。 |
バッテリーを痛める原因となる「過放電」を予防!
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過去にマルチインバーターのスイッチを切り忘れ過放電させてしまった経験から設置しました。
まず第一の感想は単機能な割に税別¥33,000と価格が高いです。
本体とリレーを一体化しインジケーターもなしでもっと安い製品にできないものでしょうか。
もしくは高額製品らしくバッテリー残量表示や使用中の電流量表示の機能を加える、あるいはシャットダウンの電圧を任意に設定できるようにするなどの付加価値を付けられないでしょうか。
電圧設定が任意にできれば電気の使いすぎや機器の消し忘れの警告として使え、その後も配慮しながらバッテリーを使うことができそうです。
現行の11Vでシャットダウンというのはバッテリー保護という点のみで価値のある機能であり、すでに過放電してしまった状態なので充電しない限りその後のアウトドア活動などでバッテリーは使用できないことになります。
今後の改良の参考にしていただけると助かります。
WITH様
貴重なご意見ありがとうございます。バッテリーセーバーはリレーで1500Wのインバーターも接続できる事が開発のテーマとしており、1500Wインバーターが使えるよう、許容電流180A以上のDCラッチングリレーを採用しており、このリレーの採用が価格押し上げてしまう要因となっております。当社としてもリチウムイオンバッテリーを末永く良い状態で使っていただきたい・お手間を掛けず過放電のリスクから回避していただきたい、という思いから開発がはじまっておりますので、もっと安価でご提供したいと考えてはいたのですが、部材の価格高騰で止むをえず現在のプライスをつけさせていただいております。恐れいりますがご理解賜りますようお願い申し上げます。また機能の面でもご希望・ご意見いただいており、誠にありがとうございます。シャットダウン電圧は鉛バッテリーでもお使いいただけるように10.5Vのモデルは検討しております。この度はレビュー投稿と貴重なご意見ありがとうございました。今後ともオンリースタイル製品の変わらぬご愛顧をお願い申し上げます。
引き続き使用しております。幸い過放電で切断されたことは一度もありません。
日常使用するのはシャットダウンボタンでサブバッテリーを使用するときだけオンにするようにしたので不要な待機電流でバッテリーの減圧を防ぐことができています。
以前の投稿で希望していたバッテリー残量計とセーバーがセットになった製品がようやく出たようですが、すでにバッテリーセーバーは取り付けているのでできればカプラーオンできる残量計も同時に開発していただきたかったです。
また、追加購入を検討するにはセットになった製品の価格が¥87,000~とまたしても驚くほど高額です。(社外品の残量計の取付を検討しています)
リチウムイオンバッテリーやポータブルバッテリーの普及で高性能、高出力のバッテリーが10万円代で手に入るようになり、しかもその製品のほとんどに出力、入力、残量計が搭載されています。しかも表示切替式ではなく見やすい一画面ですべてを確認できます。(写真)
御社は早くからリチウムイオンバッテリーに注目し開発されてきているので、さらに先を行く使い勝手のよい製品開発、価格設定に期待します。
リチウムイオンバッテリーを購入した事があり定期的にホームページをチェックしており新製品を発見し購入することにしました。