60Hz地域(西日本)でのご使用について
電気製品には50Hzか60Hz、あるいは50/60Hzと表示されています。
50/60Hzの表示があるものは、全国どの地区でも使えますが、単独表示のものは、その地区でしか使えません。
例えば、50ヘルツの電気式タイマーを60ヘルツの地区で使うと、60分にセットしたものが50分で切れたりします。
周波数の違う器具をそのまま使うと正常に働かないばかりか、故障してしまうこともあるので注意しましょう。
とくに、モーターを利用する製品が該当します。
最近の電化製品は、ほぼ50Hz、60Hz何れの地域でも使用可能です。
一部の測定機器、モーター機器などは、正常に稼働しない場合がございますので、ご使用される電化製品が50Hzに対応している製品か、予めご確認ください。
■そのまま使える | |
電熱を利用する器具 | ●電気炊飯器 ●トースター ●コンロ ●こたつ ●電気毛布 ●ストーブ ●アイロン ●白熱電球など |
電波を利用する器具 | ●テレビ ●ラジオなど |
■そのまま使えるが能力が変わる | |
モーターを利用する電気製品 | ●掃除機 ●ジューサー ●ミキサー ●インバータエアコンなど、50/60Hzと表示してあるものはそのまま使えます。 ●扇風機 ●冷蔵庫 ●換気扇などは、回転数や消費電力が2割ぐらい変わります。 |
■そのままでは使えない | |
モーターを利用する電気製品 | ●洗濯機 ●衣類乾燥機などの一部の機種は、ベルトおよび関連部品の交換や、タイマー、タイマーの目盛板の交換が必要です。 ●テープレコーダー、ステレオの一部など、50Hzあるいは60Hzと表示しているものは、部品の交換が必要です。 |
蛍光灯 水銀灯 |
安定器の交換が必要です。 ただし、インバーター式の蛍光灯はそのまま使えます。 |
電気時計 | 周波数切替スイッチ付きのもの以外は買い替えが必要です。 ただし、インバーター式の蛍光灯はそのまま使えます。 |
電子レンジ | 高圧トランス、高圧コンデンサー、タイマーの交換が必要ですが、新しい商品の中にはどちらにもつかえるものもあります。 |